黒川上地区——ベジタブルカフェを撮るでタグ「川崎市麻生区黒川」が付けられているもの

ホウジャク

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大きなハチのように派手な羽音をたてて飛ぶホウジャクはスズメガの仲間。
2cmほどの口吻を突き出し、ホバリングしながら吸蜜します。

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エンマコオロギ

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コオロギがいたので、その周りをよく見ると、コオロギの穴がありました。
穴をしばらく見ていると、べつのコオロギが顔を出し、しばらくためらったあと、そとに出てきました。


_DSC0312.jpgアリみたいにおなじ穴に何匹も出たり入ったりしているのは、なにか奇妙な気がします。


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台風の跡

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モンキチョウ

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ベニシジミ

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オンブバッタ

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まるでインゲンにおぶさっているみたいなオンブバッタのカップル。
一番上の小さな体をしているのがオス。




119013_01_101_12.jpgオンブバッタの体色は緑と薄茶がある。
見た目には色の差を超えたこのカップルの方が緑同士よりカッコイイ。



オンブバッタ110913_02_101_.jpg「オンブバッタ」という呼び名は、まるで子供たちが適当に付けたみたいで、子供心にもきっと正しい別名があるに違いないと思っていたが、しかしこれが正しい和名なのです。





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この時期のキアゲハは夏型。春型にくらべて黄色が強い。



_DSC6122.jpgいつも羽をひらひらしながら飛ぶとは限らないグライダーのように滑空



_DSC6082.jpg羽を少し下に折り、気流をつかまえて優雅な飛翔



_DSC6141.jpg足を後ろに伸ばし、空気抵抗を避けるように飛ぶ。



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ブルーベリー

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ラビットアイ系の品種
熟す前の色がウサギの目のようにピンク色している。



_DSC5700.jpg収穫時期は7、8月。実をつけた樹は可憐で美しい。




_DSC5670.jpgブルーベリーの葉の上にイナゴの幼虫



朝の田んぼ

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イナゴの幼虫
まだ羽が生えていない



_DSC5493.jpgヤマトシジミ
朝露に濡れた羽を乾かしている



_DSC5468.jpgナツアカネ
この羽の角度、緊張感が漂う



_DSC5497.jpgニホンアマガエル



_DSC5582.jpgヤゴの抜け殻
トンボ名不明



_DSC5608.jpgトリノフンダマシ(コガネクモ科のクモ)
鳥の糞に似ている‥?


_DSC5628.jpgチョウセンカマキリ
訴えかけるようなつぶらな瞳は偽瞳孔



_DSC5645.jpgイナゴの乱舞
人間の動きに驚いて飛び上がる様子を高速シャッターで撮影



イネの花

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_DSC5404.jpg 田植えから約70日、黒川の田んぼにもやっとイネの花が咲きだして、稔りの秋を予感させる。

イネの花には花弁がないんですね。白く見えているのは、花びらではなく、おしべです



_DSC5409_l.jpgイネの開花は穂がでてきた日の翌日の午前中に始まり、2時間ほどで終了する。イネの成長は個体差と環境差があるため、黒川での開花期は1週間以上続く。



_DSC5730s_ai.jpgイネの開花とは、えい(もみがら)が左右に割れて口を開き、そこからおしべが外に姿をみせ、おしべの根元(えいの中)のめしべが授粉する状態をいう。

えいが口を開けている時間は短く、わずか数十分間しかない。口が閉まってもおしべは外に取り残されたままになり、めしべだけがえいの中に仕舞い込まれる。

イネの花として見ているのは、たいていこの取り残されたおしべであって、この写真もすでにえいが閉じてしまっている。



_DSC5425.jpg開花が終わったえいには、すでにもみ(籾)の雰囲気がある。先端にある針状の突起はのぎ(禾=芒)。野生時代のイネには、これで獣に付着して種を運ばせる働きがあったらしい。

「のぎへん
」は木に「ノ」ではなく、この「のぎ」を象形化したもの。だからのぎへんがつく漢字は、穀物の実りに関係する。そういわれると「稼ぐ」にしても「租税」にしても、黄金色に稔った稲穂がその漢字から浮かび上がってきませんか。





朝のキュウリ畑

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_DSC5136.jpgキュウリの葉の裏にとまったノコギリカミキリ


_DSC5099.jpgコバルトブルー色の宝石のような目をしたミスジミバエ
雌が産卵のためキュウリに産卵管を刺したと思われる部位で<びれ>や<曲がり>などの奇形が生じ、やがて黄化したり腐敗したりする。(沖縄県病害虫防除技術センターHPより要約



_DSC5111.jpgナツアカネ
キュウリ畑のまわりに広がる田んぼでは、刈入れ時期までのあいだ、大量のナツアカネが飛び回る。稲穂が実るころになると、雌雄つながって空中から田んぼに産卵する「連結打空産卵」が見られる。



_DSC5173.jpgウリハムシ
成虫でも幼虫でも、ウリハムシの食いっぷりには農家も手を焼いている。



_DSC5192.jpgキムネクマバチ
キュウリの黄色い花から花へ、大きな羽音をたてながらいそがしく飛び回っている。キュウリは「単為結果(受精しなくても結実)」なので、クマバチが授粉の働きをしているわけではないが、この大きな体がいかにもキュウリの結実に手を貸しているように見えてしまう。



_DSC5206.jpgオオチャバネセセリ
朝の陽光を受けて、濡れた羽を乾かしているようだ。


_DSC5152.jpgニホンアマガエル



_DSC5048.jpg今朝の収穫。
このままかぶりつきたくなるような瑞々しさだ。





_DSC5027_L.jpg インゲン畑の中で、不思議なものを発見しました。枯れてしまったインゲンのつぼみが、なにかに取り付かれているようなので、思わず近づいてみたのです。すると枯れたつぼみ全体が、まるで無数のマチ針で突き刺されたようになっていました。


_DSC5027_s.jpg針というよりは、その1本1本が、微細なガラス繊維のような光沢をもっている。これは菌類ですね。キノコのように黒い頭の部分に胞子があるのでしょうか‥。
野菜を喰うのは昆虫や動物だけと思い込んでいて、菌類には思考がおよびいたりませんでした。たしかに菌類もベジタブルカフェの常連のはず。
黒川の畑全体に察眼をもっと働かせてみよう。




『カビ図鑑』全国農村教育協会刊の共著者出川洋介さんが、このカビの名前と、専門家ならではの魅力的な解説を次のようにしてくれました。


コウガイケカビ属:
枯れた花に生える接合菌類のカビ
分類:接合菌門ケカビ目コウガイケカビ科コウガイケカビ属

熱帯地方に広く分布するカビですが、日本でも真夏の猛暑の間に限って、アオイ科(ムクゲ、フヨウなど)、ヒルガオ科、ウリ科、ユリ科などのいわゆるDay flowerと称される一日で咲いて落花する花や、果実、ときに腐りかかった植物体などの上に発生します。

熱帯では周年見られますが、日本では、発生期はほぼ7・8月に限定され、他の時期は、死滅するか、休眠胞子で耐えているものと思われます。稀に、貯蔵果物などに発生して、病害菌扱いされることがありますが、病原性は弱く、毒素生産もありません。
 
変形菌よりも細長く伸びる、単細胞の透明な(干渉作用で虹色に光るように見える)胞子嚢柄の上に、黒い胞子の塊を乗せています。検鏡して胞子の数や、胞子の表面模様などにより、属や種が同定できます。

また条件により幾つかのタイプの胞子を形成しますが、附属糸のついた胞子を作る性質を持っており、昆虫などにより分散されるのではないかと推定されています。このため、ひとつの花に、複数所由来の胞子が到達し、そこに雌雄が揃うと、落花の上で、有性生殖をし、接合胞子という休眠性の胞子を形成して、土中で翌シーズンまで休眠すると考えられます。
 
なお、和名のコウガイケカビのコウガイとは、「笄」で、胞子嚢柄先端部の形が、昔の女性の髪飾りに類似していることに由来します。きらわれもののカビですが、丁寧に観察すると、なかなか、きれいな姿をしており、夏の風物詩として楽しんで頂けたらとおもいます。
 
なお、コウガイケカビを含むケカビ目は、一般に土壌中に広く分布し、糖分を好むため、落果や、動物の糞などによく見られますが、早成長、早胞子形成により特徴づけられるグループで、クモノスカビなどはその性質を利用して、醸造や発酵食品(テンペ)の製造などにも応用されています。

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バッタカビにおかされ、ショウガの葉にしがみついたまま死んだショウリョウバッタ。手前と奥の左右、3匹が見える。バッタカビに感染した昆虫はどれも「植物の茎の上方に登って死ぬ」という。


_DSC4900.jpg葉にしがみついたままミイラ状になっている。ショウガの葉は成長しているのに、そこの部分だけは今も締めつけられていて、丸まったままだ。



_DSC5278.jpg胴体はすっかり干涸びてしまっている。




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バッタカビ:〔病原菌学名Entomophaga grylli (Fressenius) Batko〕昆虫疫病菌の1種。バッタ,イナゴなど直翅目昆虫に寄生する。感染した昆虫は植物の茎の上方に登り,午後遅くから夕方にかけて死ぬ。死後1時間ほどで本菌の分生子が死体表面に形成され,周囲に飛散する。そのため,夜間に植物体に集まってきた健全虫が感染を受ける。このようにして,しばしばその個体群を短期間に全滅させるほどの流行性を示すことで有名な菌である。『北海道大学大学院農学院 生物資源科学専攻 応用分子昆虫学分野改訂昆虫病理用語集より







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カシの樹液を吸う昆虫たち。共存共栄を絵に描いたような、平和な光景に見えるが‥‥。




_DSC4837.jpg左からルリタテハ、キイロスズメバチ、クワガタ(名不明)、カナブン、カブトムシ(♀)




_DSC4838_b.jpg平和に見えたのもつかの間、キイロスズメバチが突然カナブンを攻撃した。きっかけは不明。カナブンはずっとおなじ調子で樹液を吸っていただけのように見えたが‥‥。




_DSC4839.jpgキイロスズメバチの攻撃に無抵抗なカナブン。ほかの昆虫たちは樹液の吸引に夢中のようだ。



_DSC4841_b.jpgキイロスズメバチの威嚇はエスカレートし、ついにカナブンの背中に飛び乗ってしまった。




_DSC4842_b.jpgカナブンの背後に回り、幹から引きはがそうとする。




_DSC4843.jpgカナブンはキイロスズメバチにつかまれたまま落下した。




_DSC4846.jpgこのあとルリタテハも追い払い、ふたたび樹液を吸いだした。


_DSC5341.jpg農道に緑のトンネルをつくるカシノキ。この木の根元部分から、昆虫をひきよせる樹液がでている。




7月の蝶

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オレンジコスモスの花で吸蜜するヒメアカタテハ


_DSC4655.jpgヤツガシラの葉にとまったチャバネセセリ



_DSC4709.jpgナミアゲハ(アゲハチョウ)



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インゲン

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ピーマンと虫

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_DSC4638.jpgニジュウヤホシテントウ(別名テントウムシダマシ)



_DSC3242.jpgクロウリハムシ



_DSC4608.jpgオンブバッタ



_DSC4618.jpg葉の裏にナナホシテントウの幼虫



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ヤツガシラ

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