の最近のブログ記事

_DSC7352.jpg



_DSC7538.jpg


_DSC7536.jpg

_DSC7138.jpg


_DSC7129.jpg




_DSC5489.jpg
イナゴの幼虫
まだ羽が生えていない



_DSC5493.jpgヤマトシジミ
朝露に濡れた羽を乾かしている



_DSC5468.jpgナツアカネ
この羽の角度、緊張感が漂う



_DSC5497.jpgニホンアマガエル



_DSC5582.jpgヤゴの抜け殻
トンボ名不明



_DSC5608.jpgトリノフンダマシ(コガネクモ科のクモ)
鳥の糞に似ている‥?


_DSC5628.jpgチョウセンカマキリ
訴えかけるようなつぶらな瞳は偽瞳孔



_DSC5645.jpgイナゴの乱舞
人間の動きに驚いて飛び上がる様子を高速シャッターで撮影



_DSC5404.jpg 田植えから約70日、黒川の田んぼにもやっとイネの花が咲きだして、稔りの秋を予感させる。

イネの花には花弁がないんですね。白く見えているのは、花びらではなく、おしべです



_DSC5409_l.jpgイネの開花は穂がでてきた日の翌日の午前中に始まり、2時間ほどで終了する。イネの成長は個体差と環境差があるため、黒川での開花期は1週間以上続く。



_DSC5730s_ai.jpgイネの開花とは、えい(もみがら)が左右に割れて口を開き、そこからおしべが外に姿をみせ、おしべの根元(えいの中)のめしべが授粉する状態をいう。

えいが口を開けている時間は短く、わずか数十分間しかない。口が閉まってもおしべは外に取り残されたままになり、めしべだけがえいの中に仕舞い込まれる。

イネの花として見ているのは、たいていこの取り残されたおしべであって、この写真もすでにえいが閉じてしまっている。



_DSC5425.jpg開花が終わったえいには、すでにもみ(籾)の雰囲気がある。先端にある針状の突起はのぎ(禾=芒)。野生時代のイネには、これで獣に付着して種を運ばせる働きがあったらしい。

「のぎへん
」は木に「ノ」ではなく、この「のぎ」を象形化したもの。だからのぎへんがつく漢字は、穀物の実りに関係する。そういわれると「稼ぐ」にしても「租税」にしても、黄金色に稔った稲穂がその漢字から浮かび上がってきませんか。





このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは祭りです。

次のカテゴリは稲の花です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2011年9月: 月別アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.27-ja