



田植えから約70日、黒川の田んぼにもやっとイネの花が咲きだして、稔りの秋を予感させる。
イネの開花は穂がでてきた日の翌日の午前中に始まり、2時間ほどで終了する。イネの成長は個体差と環境差があるため、黒川での開花期は1週間以上続く。
イネの開花とは、えい(もみがら)が左右に割れて口を開き、そこからおしべが外に姿をみせ、おしべの根元(えいの中)のめしべが授粉する状態をいう。
開花が終わったえいには、すでにもみ(籾)の雰囲気がある。先端にある針状の突起はのぎ(禾=芒)。野生時代のイネには、これで獣に付着して種を運ばせる働きがあったらしい。
キュウリの葉の裏にとまったノコギリカミキリ
コバルトブルー色の宝石のような目をしたミスジミバエ。
ナツアカネ
ウリハムシ
キムネクマバチ
オオチャバネセセリ
ニホンアマガエル
今朝の収穫。