ヤマカガシ: 2011年5月アーカイブ

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田んぼの用水路にヤマカガシがいました。神奈川県ではかなり少なくなっていて、レッドデータ入り直前らしい。



ymakagasi_02.jpgヤマカガシはマムシとならぶ毒ヘビですが、頚腺(首の部分)に毒があることを今回知りました。退治しようとして首を切りつけ、頚腺の毒が眼に入ってひどい目にあう人が毎年数人いるようです。



ymakagasi_03.jpg京都大学理学部理学研究科のサイトに以下のような面白い話が載っていました。
「頚腺の毒は、ヤマカガシが自分で生成するのではなく、餌として食べたヒキガエル由来であることがわかりました。「ガマの油」などで有名なヒキガエルは防御用の強い皮膚毒を持つので、天敵は多くありません。ところがヤマカガシは、ヒキガエルの皮膚毒を物ともせずに食べてしまうだけでなく、ちゃっかり、その毒成分を自分自身の身を守るために再利用しているのです。」







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