バッタカビ: 2011年8月アーカイブ

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バッタカビにおかされ、ショウガの葉にしがみついたまま死んだショウリョウバッタ。手前と奥の左右、3匹が見える。バッタカビに感染した昆虫はどれも「植物の茎の上方に登って死ぬ」という。


_DSC4900.jpg葉にしがみついたままミイラ状になっている。ショウガの葉は成長しているのに、そこの部分だけは今も締めつけられていて、丸まったままだ。



_DSC5278.jpg胴体はすっかり干涸びてしまっている。




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バッタカビ:〔病原菌学名Entomophaga grylli (Fressenius) Batko〕昆虫疫病菌の1種。バッタ,イナゴなど直翅目昆虫に寄生する。感染した昆虫は植物の茎の上方に登り,午後遅くから夕方にかけて死ぬ。死後1時間ほどで本菌の分生子が死体表面に形成され,周囲に飛散する。そのため,夜間に植物体に集まってきた健全虫が感染を受ける。このようにして,しばしばその個体群を短期間に全滅させるほどの流行性を示すことで有名な菌である。『北海道大学大学院農学院 生物資源科学専攻 応用分子昆虫学分野改訂昆虫病理用語集より







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